本部港(読み)もとぶこう

日本歴史地名大系 「本部港」の解説

本部港
もとぶこう

[現在地名]本部町崎本部

崎本部さきもとぶ地区に位置する地方港湾で、向いに浮ぶ瀬底せそこ島が自然の防波堤の役割を果している。一帯海域は古くは「瀬底二仲」(シークタナカ)とよばれ、比較的穏やかな海域で、当地は緊急の停泊地として利用されてきた(「球陽」尚王二三年条など)。「ペリー艦隊日本遠征記」所載の地図には Suco Harbor(スク・ハーバー、瀬底港)とみえ、明治期の水路誌でも「瀬底港」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「本部港」の解説

本部港

沖縄県沖縄本島北部の本部半島西部に位置する港。伊江島へのフェリー鹿児島との間を結ぶ大型フェリーが就航する。1972年5月、沖縄の本土復帰に伴い復帰。港湾管理者は、沖縄県。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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