村山平右衛門(読み)むらやま へいえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山平右衛門」の解説

村山平右衛門(3代) むらやま-へいえもん

1662-1718 江戸時代前期-中期歌舞伎役者,座本。
寛文2年生まれ。初代小桜千之助の門人元禄(げんろく)4年(1691)2代平右衛門の養子となり,翌年3代を襲名,京都村山座の座本をつぐ。のち江戸に出演,実事の名人と称された。享保(きょうほう)3年6月5日死去。57歳。初名は小桜小太夫。前名は小桜千之助(2代),村山九郎右衛門。

村山平右衛門(2代) むらやま-へいえもん

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者,座本。
村山又兵衛(初代平右衛門)の子。父の没後に2代をついだ。立役(たちやく)の上手という。元禄(げんろく)4年(1691)養子九郎右衛門(3代平右衛門)に京都村山座の名代をゆずり,七郎右衛門とあらためた。幼名又吉

村山平右衛門(初代) むらやま-へいえもん

村山又兵衛(むらやま-またべえ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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