デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村瀬藤城」の解説 村瀬藤城 むらせ-とうじょう 1791-1853 江戸時代後期の儒者。寛政3年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)上有知(こうずち)の豪農,尾張(おわり)名古屋藩領53ヵ村の総庄屋。頼山陽(らい-さんよう)の高弟で,師との学問的問答をまとめた「二家対策」がある。尾張犬山の郷校,美濃八幡(はちまん)藩校の教授もつとめた。嘉永(かえい)6年9月3日死去。63歳。名は褧。字(あざな)は士錦。通称は平次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例