東アフリカリフト帯(読み)ひがしアフリカリフトたい

最新 地学事典 「東アフリカリフト帯」の解説

ひがしアフリカリフトたい
東アフリカリフト帯

East African rift valley

東部アフリカの台地(平均海抜1,500m以上)を南北に縦貫する顕著な断層陥没帯。地溝の幅は40~60km,断層の落差は3,000~4,000m,リフト帯の延長は4,000km。東部地溝帯と西部地溝帯からなる。多数の湖が連なり,細長いTanganyika湖,Malawi湖などの深い湖がある。紅海-死海地溝の形成は4,000万年前,アデン湾地溝・アファー凹地北部の形成は2,300万年前,東アフリカ・リフト帯の形成は1,800万年前にそれぞれ始まった。現在も火山活動が盛んで,塩基性火山岩・アルカリ火山岩・カーボナタイトなど特徴的な岩石が多産する。地熱流量が高く,重力異常や地磁気異常が顕著で浅発地震が多い。東アフリカ・リフト帯は,大洋底海嶺に伴う全地球的な地溝帯の一部であり,大陸地殻が分裂して海洋地殻に転化する過程の様々な地学現象がみられる。東部地溝帯は初期人類化石宝庫であり,北端のアファー凹地から440万年前のラミダス猿人の化石が発見された。東アフリカ・リフト帯の位置は,先カンブリア時代変成帯(モザンビーク変成帯など)の分布と構造方向に支配されている。アフリカ大地溝帯とも。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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