東京外環自動車道(読み)とうきょうがいかんじどうしゃどう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「東京外環自動車道」の意味・わかりやすい解説

東京外環自動車道
とうきょうがいかんじどうしゃどう

東京都の区部外側に、都心から半径約15キロメートルを環状に連絡する全長約85キロメートルの高規格幹線道路東京外かく環状道路ともいう。外環、外環道などとも略称される。2020年(令和2)時点で関越自動車道と連絡する大泉ジャンクションから東関東自動車道と連絡する高谷(こうや)ジャンクションまでの約50キロメートルが開通している。その間、首都高速道路5号線と美女木(びじょぎ)ジャンクションで、東北自動車道と川口ジャンクションで、常磐(じょうばん)自動車道と三郷(みさと)ジャンクションで、京葉道路と京葉ジャンクションで連絡している。東名高速道路(第一東海自動車道)と連絡する東名ジャンクションから中央自動車道との中央ジャンクション、関越自動車道との大泉ジャンクションまでの区間は建設中。和光北インターチェンジから高谷ジャンクションまでの間、国道298号が併設されている。

[下保 修 2021年12月14日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京外環自動車道」の意味・わかりやすい解説

東京外環自動車道
とうきょうがいかんじどうしゃどう

東京都心から 15km圏を結ぶ環状高速道路。全体計画延長は,東京都大田区から千葉県市川市までの約 85km。2012年現在,東京都練馬区大泉から埼玉県三郷市までの 33.7kmが供用されている。練馬区で関越自動車道,埼玉県川口市で東北自動車道,三郷市で常磐自動車道に接続し,首都高速道路とも各所で連絡する。

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