事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京無地染」の解説
東京無地染[染織]
とうきょうむじぞめ
東京都で無地染めした織物(畳べり地を除く)。染法のなかで最も基本的な染が無地染で、布地に植物で色付けをする事から始まった。江戸時代には、江戸染をはじめとして庶民のあいだで広く愛用された。現代の無地染は手作業が中心。色無地は、色抜きして再び染め替えることができる。東京都伝統工芸品。2008(平成20)年4月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5127142号。地域団体商標の権利者は、東京都染色工業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報