日本歴史地名大系 「東寺口」の解説
東寺口
とうじぐち
いわゆる「京都七口」の一つ。
文安二年(一四四五)五月の上意
、東寺口之新関おすゑ、結局於
在々所々
神人売物お任
雅意
被
押取
事、難之中難不
可
過
之候」とみえるのが早い例で「新関」と記されるのでこの頃設けられたものか。
東寺口は京都の攻防をめぐる争いの中で、しばしば重要な戦略地点の一つとされた。天文元年(一五三二)の法華一揆と一向一揆の衝突に際しては、八月一九日、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報