東河原村(読み)ひがしかわらむら

日本歴史地名大系 「東河原村」の解説

東河原村
ひがしかわらむら

[現在地名]会津坂下町青木あおき

北を阿賀川が西流し、対岸耶麻郡。西は青木村、東は曲沼まがぬま村。東川原とも記す。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高一一九石余。慶長一六年(一六一一)以前は北東二町余にあったが、山崎やまざき新湖に水没して現在地に移転した(新編会津風土記)。青津組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高一〇八石余。


東河原村
ひがしがわらむら

[現在地名]西区伊川谷町潤和いかわだにちようじゆんな

伊川下流の右岸に位置し、西は新方しんぼう村。広田村とも称したという(明石記)慶長国絵図に「ひがし川原村」とみえる。正保郷帳に東河原村とあり、田方二三六石余・畑方五石余。元禄郷帳天保郷帳ともに同高で、旧高旧領取調帳では高一九七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android