松平一生(読み)まつだいら かずなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平一生」の解説

松平一生 まつだいら-かずなり

1570-1604 織豊-江戸時代前期の大名
元亀(げんき)元年生まれ。松平近正(ちかまさ)の長男。慶長5年上野(こうずけ)(群馬県)三蔵(さんのくら)の父の遺領をつぎ,1万石に加増されて下野(しもつけ)(栃木県)板橋藩主松平(大給(おぎゅう))家初代。佐竹義宣(よしのぶ)の出羽(でわ)久保田への移封(いほう)に際し,松平康重(やすしげ)とともに水戸城番をつとめた。慶長9年4月25日死去。35歳。通称は五左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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