デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平康英(1)」の解説 松平康英(1) まつだいら-やすひで 1768-1808 江戸時代後期の武士。明和5年生まれ。幕臣。文化4年長崎奉行に就任。翌年イギリス艦フェートン号が長崎に侵入,オランダ人を人質にとって薪水・食糧を要求するという事件がおき,やむなく要求をいれた康英は,同艦が退去した文化5年8月17日責任をとり切腹。41歳。防備当番の佐賀藩も幕府から警衛不備をとがめられた。別名に康秀,康平。通称は伊織,図書頭(ずしょのかみ)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例