松平忠愛(読み)まつだいら ただざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠愛」の解説

松平忠愛 まつだいら-ただざね

1701-1758 江戸時代中期の大名
元禄(げんろく)14年9月13日生まれ。松平忠周(ただちか)の長男享保(きょうほう)13年信濃(しなの)(長野県)上田藩主松平(藤井)家2代となり,弟忠容(ただやす)に5000石を分与。16年奏者番。藩財政逼迫(ひっぱく)にもかかわらず遊興にふけり,寛延2年隠居させられたという。宝暦8年3月6日死去。58歳。初名は忠殷(ただしげ)。通称は新十郎。

松平忠愛 まつだいら-ただちか

1845-1862 幕末の大名。
弘化(こうか)2年8月15日生まれ。松平忠侯(ただこれ)の甥(おい)。松平忠淳(ただあつ)の急死で,万延元年肥前島原藩(長崎県)藩主松平(深溝(ふこうず))家第2次7代となる。文久2年閏(うるう)8月2日死去。18歳。初名は環。通称は安之丞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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