デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平頼位」の解説 松平頼位 まつだいら-よりたか 1810-1886 江戸後期-明治時代の大名。文化7年2月13日生まれ。松平頼救(よりすけ)の4男。松平頼筠(よりかた)の養子となり,天保(てんぽう)10年常陸(ひたち)(茨城県)宍戸(ししど)藩主松平(水戸)家8代。弘化(こうか)3年家督を長男頼徳(よりのり)にゆずる。元治(げんじ)元年頼徳は天狗(てんぐ)党の乱の鎮撫(ちんぶ)に失敗して自害,除封となる。慶応4年新政府より宍戸藩復旧を命じられ,頼位が10代藩主として再相続した。明治19年12月17日死去。77歳。字(あざな)は子有。通称は将監。号は豊山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例