林檎酸(読み)リンゴサン

デジタル大辞泉 「林檎酸」の意味・読み・例文・類語

りんご‐さん【林×檎酸】

有機酸の一。リンゴブドウなどの果実中に多く存在。無色針状結晶潮解性がある。生体内ではトリカルボン酸回路一員で、フマル酸から生成しオキサロ酢酸となる。清涼飲料水酸味使用分子式C4H6O5

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精選版 日本国語大辞典 「林檎酸」の意味・読み・例文・類語

りんご‐さん【林檎酸】

  1. 〘 名詞 〙 有機酸の一つ。リンゴやブドウの未熟な果実の中に含まれる酸。無色の結晶で潮解性がある。水・アルコールに溶け、清涼飲料の酸味剤に用いられる。オキシコハク酸とも。

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