狂言の曲名。太郎冠者(かじゃ)狂言。栗をもらった主人は、太郎冠者(シテ)に焼き栗にするよう命じる。台所で栗を焼いた太郎冠者は、あまりにうまそうなので、つい一つ二つと口に入れ、40個全部食べてしまう。太郎冠者は、主人への言い訳に、竈(かまど)の神夫婦に声をかけられ、栗をくれたらこの家をいつまでも富貴に守ってやろうというので二つ進上し、続いてその34人の子供たちへもずらり進上したという。主人はめでたいことだからと鷹揚(おうよう)に許し、それでは残った4個を出せと迫る。窮した太郎冠者が、一つは虫食い、残る三つは昔から栗焼くことばに「逃げ栗、追い栗、灰紛れ」とあるように、すっかりなくなったと答え、叱(しか)られる。
単純な筋立てだが、栗を焼くしぐさや、我を忘れて全部食べ尽くしてしまう表情など、太郎冠者のひとり芝居に主眼がある。
[油谷光雄]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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