コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

根拠律 こんきょりつ

百科事典マイペディアの解説

根拠律【こんきょりつ】

充足根拠律〉〈充足理由律〉〈理由律〉ともいい,英語でprinciple of sufficient reason。ライプニッツによって矛盾律とともに立てられた論理的・形而上学的原理。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こんきょりつ【根拠律 principle of sufficient reason】

くわしくは充足根拠律。充足理由律,理由律とも言われる。矛盾律と並ぶ二大原理としてライプニッツによって提唱されたもので,〈何ものも根拠のないものはない〉という形で表現される。その意味するところは〈一つ事物が存在し,一つの事件が起こり,一つの真理が生ずるためには,十分な根拠がなければならない〉ということであり,したがってこれは論理学的原理であるとともに形而上学的原理でもある。たとえば主語概念を分析し,そこに述語概念が含まれているかどうかを単に理性によって確かめるだけで真偽が決定されるような理性的認識は矛盾律を原理とするが,そうした操作では真偽が決定されえぬ経験的認識の真理性を支えるのが根拠律なのである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

根拠律の関連キーワードハイデッガー(年譜)意志

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android