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根本五左衛門 ねもと ござえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

根本五左衛門 ねもと-ござえもん

?-1712* 江戸時代中期の一揆(いっき)指導者。
安房(あわ)薗村(そのむら)(千葉県館山市)の名主。正徳(しょうとく)元年北条藩主屋代忠位(ただたか)の家臣川井藤左衛門による増税賦課に対し,領民多数が江戸に出訴した万石騒動の指導者のひとり。同年11月26日処刑されたが,幕府は農民勝利の裁決をくだした。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

根本五左衛門
ねもとござえもん
(?―1711)

江戸中期、安房万石(あわまんごく)騒動の義民。安房国安房郡園(その)村(千葉県館山(たてやま)市)の名主。万石騒動は、安房北条領27か村1万石の領主屋代越中守(やしろえっちゅうのかみ)忠位(ただたか)が、1711年(正徳1)地方(じかた)役人川井藤左衛門らをして増税賦課をしたのに対し、領民多数が江戸出訴した事件。1万石領の一揆(いっき)であったのでこの名がある。領主側は弾圧の見せしめとして五左衛門ら3人の名主を処刑したが、その理不尽さで幕府の裁許は農民側の勝利に決着。「佐倉義民伝」の筋書きは、これを参考としている。五左衛門ら3人の墓と頌徳(しょうとく)碑は館山市の国分寺にある。[横山十四男]
『小野武夫編『徳川時代百姓一揆叢談』上下(1927・刀江書院)』

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