根本進(読み)ネモトススム

デジタル大辞泉 「根本進」の意味・読み・例文・類語

ねもと‐すすむ【根本進】

[1916~2002]漫画家東京の生まれ。北沢楽天川端竜子りゅうしに師事したのち、漫画を執筆する。台詞せりふを用いないサイレント漫画と、ほのぼのとした作風で知られ、「朝日新聞」に連載された「クリちゃん」は大きな人気を集めた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根本進」の解説

根本進 ねもと-すすむ

1916-2002 昭和-平成時代の漫画家。
大正5年1月1日生まれ。北沢楽天に漫画を,川端竜子(りゅうし)に日本画をまなぶ。戦後,台詞(せりふ)のないサイレント漫画をかき,昭和26年から「朝日新聞」に連載の「クリちゃん」で人気をえる。動物好きで知られ,世界各地の動物園ルポや動物絵本も手がけた。平成11年「クリちゃんの動物園さんぽ」で日本漫画家協会賞選考委員特別賞。平成14年1月7日死去。86歳。東京出身。慶大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android