精選版 日本国語大辞典 「格例」の意味・読み・例文・類語 かく‐れい【格例】 〘 名詞 〙① 従来のしきたり。慣例。[初出の実例]「拘二格例一、修二辺幅一」(出典:弘道館記述義(1852)上)② 文章などでの言葉の用い方や表現の規準。[初出の実例]「引拠(いんきょ)にも備ふべき書は其の中の要言(ようげん)妙語行文の規則助字の格例などは大抵(たいてい)そらにて記憶せざればなりがたし」(出典:授業編(1783)二)③ 法律的なきまり。規則。格式。[初出の実例]「律法として定たる恒典若くは主長の政令より出たる命令を以て定たる格例に従て之を遵行し」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例