(読み)サイ

普及版 字通 「栽」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 10画

[字音] サイ
[字訓] うえる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(さい)。は戈(か)に呪飾を加えた形で、ものを清め、ことをはじめる意がある。〔説文六上に「牆(しゃう)をく長版なり」とするが、この字を版築に関して用いる例がなく、栽培・植樹の意に用いる。おそらく封建、あるいは社樹を植えるなど、儀礼としての植樹が行われることをいうのが初義であろう。

[訓義]
1. うえる、木をうえる、特定の地に植樹する、うえこみ。
2. うえき、苗木、わかめ。

[古辞書の訓]
名義抄〕栽 ウウ 〔立〕栽 ウウ・ヒコバエ

[熟語]
栽花・栽・栽栽種・栽植栽人・栽接・栽挿栽竹・栽培栽盆
[下接語]
移栽・旧栽・栽・手栽・植栽・新栽・前栽・分栽・盆栽

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む