梁木(読み)リョウボク

デジタル大辞泉 「梁木」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぼく〔リヤウ‐〕【×梁木】

体操器具の一。高さ約4メートルの柱を2本立て、その頂に横木を渡して、つり棒・つり輪・つり縄などを取り付けたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「梁木」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぼくリャウ‥【梁木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (むね)とうちちがえに柱の上に渡して屋根を支える材木。はり。うつばり
  3. ( 孔子が、自身の死を前にして「泰山其頽乎、梁木其壊乎、哲人其萎乎」と歌ったという「礼記‐檀弓上」に見える故事から ) すぐれた人、明哲の人のたとえ。特に、「壊(やぶれ)る」「顛(くつがえ)る」「摧(くだけ)る」などの語を伴って、その死をいたむのに用いる。
    1. [初出の実例]「梁木摧矣 痛哉苦哉 松檟封閉 何劫更開」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青龍寺故三朝国師碑)
    2. [その他の文献]〔陸機‐弔魏武帝文〕
  4. 体操に用いる器械の一つ。地上に数メートルを隔てて高さ約四メートルの柱を二本立て、その柱の頂に横木(梁)を渡して、これにつり縄・つり輪・つり棒などをかけ、梁の両端にはしごをかけたもの。

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普及版 字通 「梁木」の読み・字形・画数・意味

【梁木】りよう(りやう)ぼく

柱。うつばり。〔礼記、檀弓上〕孔子蚤(つと)に作(お)き、手をひ、杖を曵(ひ)きて、門に搖(逍遥)す。歌ひて曰く、泰山其れ(くづ)れんか、梁木其れ壞(やぶ)れんか、哲人其れ萎(や)まんかと。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「梁木」の解説

梁木 (クロキビ)

植物。黍の品種

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