デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梶野良材」の解説 梶野良材 かじの-よしき 1773-1853 江戸時代後期の武士。安永2年生まれ。幕臣。天保(てんぽう)2年(1831)奈良奉行となり,正倉院校倉(あぜくら)の修理,宝物の点検を監督。11年勘定奉行に任じられ,水野忠邦を補佐して天保の改革を推進したが,忠邦の失脚とともに辞職。嘉永(かえい)6年6月14日死去。81歳。江戸出身。本姓は久隅。初名は秀名。通称は斧次郎,平大夫。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例