デジタル大辞泉 「梶鞠」の意味・読み・例文・類語 かじ‐まり〔かぢ‐〕【×梶×鞠】 七夕たなばたに行う蹴鞠けまりの行事。近世は、飛鳥井あすかい・難波両流の主催。門人の代表がカジノキの枝に鞠をかけて坪の内(中庭)に持参し、牽牛けんぎゅう・織女の二星を祭ったもの。梶の鞠。七夕の鞠。《季 秋》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「梶鞠」の意味・読み・例文・類語 かじ‐まりかぢ‥【梶鞠】 〘 名詞 〙 七夕に行なう蹴鞠(けまり)の行事。近世は飛鳥井(あすかい)、難波両流の主催で、門人代表が鞠をカジノキの枝に掛けて、坪の内に持参し、牽牛、織女の二星に手向けたもの。梶の鞠。七夕の鞠。《 季語・秋 》[初出の実例]「転げ来し梶鞠に吾が手触れぬる」(出典:凍港(1932)〈山口誓子〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例