森田三郎(読み)モリタ サブロウ

20世紀日本人名事典 「森田三郎」の解説

森田 三郎
モリタ サブロウ

明治〜昭和期の弁護士,実業家



生年
慶応3年10月(1867年)

没年
昭和8(1933)年11月7日

出生地
近江国(滋賀県)

学歴〔年〕
帝国大学法科大学〔明治29年〕卒

経歴
明治29年司法省に入り京都区裁判所検事となるが、のち辞して弁護士に転じる。傍ら、名古屋ホテル社長、大阪ホテル取締役、京都信託取締役のほか、京都第一倉庫、京都殖産、東洋塗料製造、大栄商会などの重役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田三郎」の解説

森田三郎(3) もりた-さぶろう

1945- 昭和後期-平成時代の自然保護運動家。
昭和20年7月7日生まれ。タクシー運転手をしながら,ごみ捨て場となっていた千葉県習志野市の谷津(やつ)干潟でごみ拾いをつづけ,機関紙を発行して保護を訴える。谷津干潟は昭和63年国の鳥獣保護区に指定され,平成5年ラムサール条約登録地となる。習志野市議をへて,平成11年千葉県議。平成元年吉川英治文化賞。千葉県出身

森田三郎(1) もりた-さぶろう

1841-1868 幕末武士
天保(てんぽう)12年生まれ。越中富山藩士。戊辰(ぼしん)戦争に,藩の小隊司令士として新政府軍にしたがう。越後(えちご)(新潟県)長岡城の攻防戦で福島村要衝を死守し,慶応4年6月22日戦死。28歳。名は直寛。字(あざな)は子隠。号は北涯

森田三郎(2) もりた-さぶろう

1867-1933 明治-昭和時代前期の実業家。
慶応3年10月生まれ。京都区裁判所検事から弁護士に転じる。かたわら名古屋ホテル社長,大阪ホテル,京都信託などの取締役をつとめた。昭和8年11月7日死去。67歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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