業報(読み)ゴウホウ

デジタル大辞泉 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう〔ゴフ‐〕【業報】

前世過去におこなった善悪行為による報い。業果
[類語]応報報い祟り悪報果報

ごっ‐ぽう【業報】

ごうほう(業報)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほうゴフ‥【業報】

  1. 〘 名詞 〙 過去に行なった善悪の行為の報い。または業因とその果報。業果。ごっぽう。
    1. [初出の実例]「其寿夭者業報所招 随其脩短而為半也」(出典万葉集(8C後)五・沈痾自哀文)
    2. [その他の文献]〔大宝積経‐九六〕

ごっ‐ぽう【業報】

  1. 〘 名詞 〙 「ごうほう(業報)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「纔(わづか)に四十三日の中に、皆滅びぬる業報(ゴッボウ)の程こそ不思議なれ」(出典:太平記(14C後)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android