20世紀日本人名事典 「榎本滋民」の解説
榎本 滋民
エノモト シゲタミ
- 生年
- 昭和5(1930)年2月21日
- 没年
- 平成15(2003)年1月16日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 国学院大学文学部中退
- 主な受賞名〔年〕
- オール読物一幕物戯曲入選〔昭和36年〕,四人の会賞〔昭和41年〕,芸術祭大賞〔昭和52年〕「愛染め高尾」,大谷竹次郎賞(第27回)〔平成10年〕「鶴賀松千歳泰平」
- 経歴
- 近世文学・芸能の研究を経て、戯曲・小説の創作を手がけ、演出も行う。昭和36年「花の吉原百人斬り」でデビュー。代表作に「同期の桜」「暁天の星」「汝等青少年学徒」「寺田屋お登勢」「たぬき」「愛染め高尾」「お前極楽」「鶴賀松千歳泰平」「上意討ち」などがあり、百編以上の作品は、商業演劇、歌舞伎、新劇など広範に及ぶ。落語に造詣が深く、「古典落語の世界」「落語小劇場」「古典落語の力」などの著書もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報