(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「樵」の意味・読み・例文・類語

しょう【樵】[漢字項目]

[音]ショウ(セウ)(漢) [訓]こる きこり
たきぎを切り出す。きこり。「樵歌樵夫
難読木樵きこり

き‐こり【×樵/木×樵】

山林の木を切りだすこと。また、それを職業とする人。そまびと。
[類語]杣人木挽き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「樵」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ショウ(セウ)
[字訓] たきぎ・きこり

[説文解字]

[字形] 形声
声符は焦(しよう)。〔説文六上に「散木なり」とあって薪をいい、また薪をとることをいう。その人を樵客。その歌を樵歌、貧窮の生活を「樵(せうそ)爨(かし)がず」のようにいう。

[訓義]
1. たきぎ、つまぎ、そだ。
2. こる、きこる、きこり。
3. やく、たきぎやく。
4. 樔と通じ、ものみやぐら。

[古辞書の訓]
名義抄〕樵 キコリ・シバノタキギ 〔字鏡集〕樵 キコリ・キコル・タキギ・シバノタキギ

[熟語]
樵隠樵謳・樵家・樵歌・樵客・樵居樵漁・樵戸樵采・樵子・樵者・樵車樵舎・樵女樵唱樵蒸樵薪・樵人・樵人・樵・樵・樵父・樵夫樵牧・樵僕・樵路
[下接語]
歌樵・帰樵・漁樵・耕樵・採樵・山樵・薪樵・芻樵・販樵・晩樵・負樵・抱樵・野樵・老樵

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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