橘夫人厨子(読み)タチバナフジンズシ

デジタル大辞泉 「橘夫人厨子」の意味・読み・例文・類語

たちばなふじん‐ずし〔‐ヅシ〕【橘夫人厨子】

光明皇后の母、橘三千代念持仏と伝える阿弥陀三尊像を安置する木造厨子。法隆寺金堂天蓋てんがいを模した天蓋付きのがん須弥座しゅみざおよび台脚からなり、高さ約2.7メートル。三尊・蓮池などの金工技術、黒漆塗りの龕の扉に金泥きんでいで描かれた線描画や須弥座彩色画などは奈良初期の貴重な遺例。

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関連語 がん

精選版 日本国語大辞典 「橘夫人厨子」の意味・読み・例文・類語

たちばなふじん‐ずし‥ヅシ【橘夫人厨子】

  1. 奈良県、法隆寺大宝蔵殿にある橘三千代造献と伝える厨子。木造黒漆地金泥描。高さ約二・七メートル。奈良初期の作。国宝の金銅阿彌陀三尊像を収める。龕(がん)上部は金堂の天蓋と同形で、四方の扉や台座の回りには諸仏や菩薩像、唐草などの文様が描かれている。

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