橘知茂 たちばなの-とももち
?-1263 鎌倉時代の公家。
橘知宣(とものぶ)の孫。西園寺(さいおんじ)家の家司(けいし)。西園寺実氏(さねうじ)につかえる。若狭守(わかさのかみ),弾正大弼(だいひつ),備中(びっちゅうの)守などを歴任。安芸(あき)(広島県)沼田(ぬたの)荘,筑前(ちくぜん)(福岡県)宗像(むなかた)社の預所(あずかりどころ)などをつとめ,実氏の娘大宮院の御所である五条殿の造営も担当した。正四位下。弘長(こうちょう)3年死去。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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