歌川国政(読み)うたがわくにまさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「歌川国政」の意味・わかりやすい解説

歌川国政
うたがわくにまさ

[生]安永2(1773).会津
[没]文化7(1810).11.30. 江戸
江戸時代後期の浮世絵師。俗称佐藤甚助。号は一寿斎。初め紺屋職人であったと伝えられる。1世歌川豊国に認められ門人となる。役者似顔絵,特に大首絵が得意でやや誇張した表現がみられる。主要作品『市川鰕蔵 (えびぞう) の暫 (しばらく) 』『岩井喜代太郎の千代』。

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関連語 歌川国貞

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川国政」の解説

歌川国政(初代) うたがわ-くにまさ

1773-1810 江戸時代後期の浮世絵師。
安永2年生まれ。江戸の紺屋ではたらき,のち初代歌川豊国の門人となる。役者似顔絵を得意とした。寛政11年豊国と絵本「俳優楽室通」を合作している。文化7年11月30日死去。38歳。陸奥(むつ)会津(あいづ)(福島県)出身。姓は佐藤。通称は甚助。別号に一寿斎。

歌川国政(2代) うたがわ-くにまさ

歌川国宗(うたがわ-くにむね)(2代)

歌川国政(3代) うたがわ-くにまさ

歌川豊国(うたがわ-とよくに)(4代)

歌川国政(4代) うたがわ-くにまさ

歌川国貞(うたがわ-くにさだ)(3代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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