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正念 しょうねん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正念
しょうねん

仏教では,人生をとみて,苦の止滅した絶対の安静の境地を理想とするが,それを達成するための8種類の修道法 (→八正道 ) の第7。正しく念想すること。

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デジタル大辞泉の解説

しょう‐ねん〔シヤウ‐〕【正念】

仏語。八正道の一。物事の本質をあるがままに心にとどめ、常に真理を求める心を忘れないこと。正しい思念。
極楽往生を信じて疑わないこと。一心に念仏すること。
雑念を去った安らかな心。
「十方の仏を礼し奉り―にして慈氏菩薩を念じ奉り給ふ間」〈今昔・六〉
本心。正気。
「其の後狂気、―を失ふが如しと云々」〈明月記

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大辞林 第三版の解説

しょうねん【正念】

〘仏〙
八正道はつしようどうの一。邪念を離れ、真理に至ろうという心を保つこと。
往生を信じ、一心に思念すること。
浄土真宗で、他力の救済を確信すること。

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世界大百科事典内の正念の言及

【仏教】より

…(4)道諦(どうたい) この,苦の滅を達成するために実践すべき正しい道で,8項ある(八正道(はつしようどう))。すなわち,(a)正しい物の見方(正見),(b)正しい心のもち方(正思),(c)正しい言葉遣い(正語),(d)正しい行動――不殺生,不偸盗などの戒を守る(正業),(e)正しい生活(正命),(f)正しい努力精進(正精進),(g)正しく教えを憶念する(正念),(h)正しい禅定の修習(正定)。 以上の四諦は苦因→苦,道の実践による苦因の滅→苦の滅という2種の互いに相反する方向の因果関係を含む。…

※「正念」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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