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正条植 せいじょううえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正条植
せいじょううえ

田植定規を用いて条を整え,の相互の距離を正しく植付ける水稲の移植法。株は均整のある条件におかれることになり,生育も統一され,その後の管理,収穫などの作業も円滑かつ能率的に行うことができる。正方形植と長方形植があり,肥沃地,多肥,粗植の場合は正方形植が,やせ地,小肥,穂重型品種,密植の場合には長方型植が適している。

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デジタル大辞泉の解説

せいじょう‐うえ〔セイデウうゑ〕【正条植(え)】

作物のの列を整え、株と株との間隔一定に植えつけること。

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防府市歴史用語集の解説

正条植

 稲の苗を縦と横の筋をそろえて植える方法で、防府では右田村ではじめて試みられました。 正条植は、苗が碁盤[ごばん]目になっているので、日も十分にあたり、空気が通りやすく、草や害虫が取り除きやすいという長所がありました。

出典|ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について | 情報

世界大百科事典内の正条植の言及

【移植】より

…また,低温処理した苗を移植することによって,開花を促進し収穫を早めることができる(イチゴ)。
[移植の方法]
 水稲の移植の型(栽植様式)をみると,明治以前は乱雑植えであったが,明治中期に手押しの条間除草機(田打車)が普及するとともに,植えづな,田植定規を利用した正条植え・並木植えが一般的になった。移植前には耕耘・均平(代搔き)を十分に行い,土壌を柔軟にする。…

【田植】より

…植付け方には前進と後退の2通りのやり方がある。田植は〈ゆがみ八石直ぐ九石〉などといわれ,現在では縦横に苗列が通った正条植であるが,古くは田の形に沿った〈回り植〉や〈車田植(くるまたうえ)〉が一般的であった。正条植は明治以前には静岡県下の一部や千葉県香取郡の一部を除いてはみられなかったが,明治30年代に全国的に奨励され普及した。…

※「正条植」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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