円滑(読み)エンカツ

デジタル大辞泉 「円滑」の意味・読み・例文・類語

えん‐かつ〔ヱンクワツ〕【円滑】

[名・形動]
物事が滞らず、すらすら運ぶこと。また、そのさま。「会の円滑運営
かどばらず滑らかなこと。また、そのさま。
「家の外ではきわめて―な人として通っていたが」〈藤村
[派生]えんかつさ[名]
[類語]はかばかしいスムーズすいすいとんとん拍子着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くとんとんすらすらみるみるずんずんぐんぐんどんどんはかどる上り調子上り坂上向き尻上がり右肩上がり先太りずいとぐいとめきめき見る間にぐいぐいどしどしさっとさっさとっととあっと言う間間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早波に乗る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「円滑」の意味・読み・例文・類語

えん‐かつヱンクヮツ【円滑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 物事が滑らかで、角立たないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「外辺駒屐(くげき)の声、円滑(〈注〉コロコロ)響きを送る」(出典江戸繁昌記(1832‐36)五)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐竹詩〕
  3. 物事がとどこおりなく、すらすらといくこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「仏蘭西語を最も円滑に使ふものは」(出典:舞姫(1890)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「円滑」の読み・字形・画数・意味

【円滑】えんかつ(ゑんくわつ)

なだらか。宋・丁謂〔公舎春日〕詩 鶯聲圓滑にして、耳を(す)ますに堪へたり 艷鮮にして、身を照らさんと欲す

字通「円」の項目を見る

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「円滑」の解説

えんかつ【円滑】

徳島日本酒蔵元の「鳴門酒造」は昭和32年(1957)創業所在地は鳴門市撫養町大桑島字濘岩。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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