武市喜久馬(読み)たけち きくま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武市喜久馬」の解説

武市喜久馬 たけち-きくま

1847-1874 明治時代軍人
弘化(こうか)4年生まれ。維新後,近衛隊付陸軍少尉となったが,征韓論がやぶれたため,西郷隆盛,板垣退助らにしたがって辞職。兄熊吉らと岩倉具視(ともみ)をおそったが失敗(赤坂喰違(くいちがい)の変),捕らえられ同志8人とともに明治7年7月9日処刑された。28歳。土佐(高知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android