毒麦(読み)ドクムギ

デジタル大辞泉 「毒麦」の意味・読み・例文・類語

どく‐むぎ【毒麦】

イネ科一年草畑地などにみられ、高さ0.5~1メートル。葉は線形。5月ごろ、茎の先に2列に穂がつく。実などに毒がある。ヨーロッパ原産で、日本には明治時代渡来帰化

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精選版 日本国語大辞典 「毒麦」の意味・読み・例文・類語

どく‐むぎ【毒麦】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の一年草。ヨーロッパ原産で明治の頃渡来。各地の原野・畑のふちに生える帰化植物。高さ六〇~九〇センチメートル。葉は長さ一二~一五センチメートルの線形で葉脈に沿って縦溝がある。葉鞘は赤紫色。初夏、長楕円形の小穂を長さ二〇センチメートル位の穂状につける。小穂には芒(のぎ)状の穎(えい)がある。茎、葉、種子テムリンという有毒成分を含む。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「毒麦」の解説

毒麦 (ドクムギ)

学名Lolium temulentum
植物。イネ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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