水郭(読み)スイカク

デジタル大辞泉 「水郭」の意味・読み・例文・類語

すい‐かく〔‐クワク〕【水郭】

水のほとりにある村。水村水郷
山村―の民」〈独歩源叔父

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水郭」の意味・読み・例文・類語

すい‐かく‥クヮク【水郭】

  1. 〘 名詞 〙 川や湖のほとりの村里水辺の村。水村。水郷。
    1. [初出の実例]「炊烟深処に認むる山村、野水、縦横したる曲処に見ゆる水郭、長堤、之を聯(つら)ぬる暁(よあけ)の露」(出典帰省(1890)〈宮崎湖処子〉三)
    2. [その他の文献]〔劉禹錫‐唐侍御寄遊道林山獄麓二寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「水郭」の読み・字形・画数・意味

【水郭】すいかく

水郷。

字通「水」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android