日本歴史地名大系 「氷室亀山神社」の解説 氷室亀山神社ひむろかめやまじんじや 山口県:柳井市伊陸村氷室亀山神社[現在地名]柳井市大字伊陸 東宮ヶ原氷室岳の西南麓、高山(こうざん)寺の南方にある。明治四一年(一九〇八)伊陸(いかち)村字中村(なかむら)の亀山八幡宮と、同奥畑(おくはた)の氷室大権現が合併した神社。祭神は木花咲耶姫命・大山祇命・中山祇命・麓山祇命・罔象女神・応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧村社。亀山八幡宮は宇佐(うさ)八幡宮(現大分県宇佐市)を山城国石清水(いわしみず)(現京都府八幡市)へ勧請した時、伊陸村亀山の西向原に影向、それを亀山の地に祀ったのに始まる。祭礼は八月一五日で、「玖珂郡志」に「祭礼ノ時、騎馬十二疋旗十二本出ル也。一組一本一騎ニシテ、当所十二組ヨリ出ス。所謂玖可路・松ケ谷・大野口・藤木・門前・中村・北畑・大廻・江崎・木部・長野・宮ケ原ヲ十二組ト云。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by