氷食輪廻(読み)ひょうしょくりんね

最新 地学事典 「氷食輪廻」の解説

ひょうしょくりんね
氷食輪廻

glacial erosion cycle

氷河の侵食作用によって進む侵食輪廻。ただし大陸氷床には適用されず,山地氷河の侵食に限られる。この場合の侵食基準面は雪線。氷期が到来して雪線が降下し山体と切り合うと,雪線上部の山体を圏谷氷河が侵食しはじめる。二つ以上の圏谷氷河の中間に,氷期前の地表面が広く残されている状態を幼年期の氷食山形という。氷食が進んで圏谷氷河間の山稜が針状峰や鋸(きよ)歯状山稜になった時期を壮年期と呼ぶ。さらに,この山稜が両氷河の下に没した状態を老年期という。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

百科事典マイペディア 「氷食輪廻」の意味・わかりやすい解説

氷食輪廻【ひょうしょくりんね】

→氷河地形

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む