デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永厳」の解説
永厳 ようごん
承保(じょうほう)2年生まれ。真言宗。寛助(かんじょ)の法をつぐ。東寺にはいり,保延(ほうえん)元年権(ごんの)少僧都となる。天養2年東寺三長者,6年法印。仁和寺に保寿院をひらき保寿院流の祖となる。著作に「図像抄」(一説に原撰者は恵什(えじゅう))など。仁平(にんびょう)元年8月14日死去。77歳。俗姓は平(たいら)。字(あざな)は平等房。通称は下野法印。「えいごん」ともよむ。
…10巻からなり,《十巻抄》《尊容抄》とも称される。撰者は平等房永厳(えいげん)とも勝定房恵什(えじゆう)ともいわれ,自筆本はなくすべて転写本である。1193年(建久4)と推定される醍醐寺本が最も古く,ついで鳴滝常楽院本(1226),善本として高野山真別所円通寺本(1309‐10),醍醐寺本図像抄(保賢書写,1230),そのほか東京国立博物館本,高野山西南院本(鎌倉中~末期)などがある。…
※「永厳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新