永山卯三郎(読み)ナガヤマ ウサブロウ

20世紀日本人名事典 「永山卯三郎」の解説

永山 卯三郎
ナガヤマ ウサブロウ

明治〜昭和期の郷土史



生年
明治8年12月22日(1875年)

没年
昭和38(1963)年12月20日

出生地
岡山県下道郡薗村(現・吉備郡真備町)

旧姓(旧名)
白神

学歴〔年〕
岡山県立師範〔明治32年〕卒

主な受賞名〔年〕
合同新聞文化賞(第2回)〔昭和17年〕,岡山県文化賞〔昭和27年〕

経歴
明治35年中等学校教育免許状を独学で取得して母校岡山県立師範学校の教員となり、30年以上に渡って同校で教鞭を執った。また、岡山県の郷土史の調査・研究を行って歴史のみならず民俗学や金石学でも多くの述作を為し、「岡山県通史」「岡山県金石史」「倉敷市史」の編纂にも関与。昭和17年第2回合同新聞文化賞、27年岡山県文化賞を受賞。編著に「建国の大精神」「早川代官」「岡山県農地史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永山卯三郎」の解説

永山卯三郎 ながやま-うさぶろう

1875-1963 明治-昭和時代の教育者,郷土史家。
明治8年12月22日生まれ。35年母校岡山師範の教諭となる。岡山県内の歴史,民俗,史跡を調査,研究し,おおくの著作をのこした。昭和38年12月20日死去。87歳。岡山県出身。旧姓は白神。編著に「岡山県通史」「岡山県金石史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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