江遺跡(読み)えつじいせき

日本歴史地名大系 「江遺跡」の解説

遺跡
えつじいせき

[現在地名]粕屋町江辻

久原くばら川と多々良たたら川に挟まれた標高一〇―一五メートルの微高地にある縄文時代前期から平安時代にかけての複合遺跡。遺跡の範囲は東西南北へほぼ一キロ平方に広がると推定される。平成三年(一九九一)以降数地点が発掘され、弥生時代早期から前期の集落および墓地群の様相が明らかとなった。

集落では一二軒の竪穴住居跡が出ていて、平面形は円形で平均直径四―五メートル、住居は中央土坑と一対の柱穴で挟む、いわゆる松菊里型住居のみである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む