池坊流(読み)イケノボウリュウ

デジタル大辞泉 「池坊流」の意味・読み・例文・類語

いけのぼう‐りゅう〔いけのバウリウ〕【池坊流】

華道流派の一。室町中期、専慶立花に始まり、専応せんおう専栄せんえいを経て、桃山期から江戸前期にかけて初世および2世専好により大成された。諸流派中、最も古い伝統をもち、現在もなお最大の流派。「池坊」の名は、京都三条頂法寺六角堂)にある坊の名による。

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精選版 日本国語大辞典 「池坊流」の意味・読み・例文・類語

いけのぼう‐りゅういけのバウリウ【池坊流】

  1. 〘 名詞 〙 華道の流派の一つ。室町中期、池坊専慶(せんけい)完成従来供花(くげ)もとに立花を発展させ、専鎮(せんちん)の時に足利義政から華道家元の名を与えられ、以来、代々継承。華道の中心勢力として、多くの分派支流を生じ、現在に至る。

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