コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

沙汰始 さたはじめ

1件 の用語解説(沙汰始の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

さたはじめ【沙汰始】

室町幕府における行事の一つ。武家社会における儀礼化が進んだ室町期には,幕府の諸事についても吉例,恒例と称して年中行事化されることが多かった。沙汰とは裁判,命令を意味することばであるが,室町中期の記録には,御前御沙汰始,室町殿(将軍)御沙汰始,幕府沙汰始,侍所沙汰始,小侍所沙汰始,政所御沙汰始などといったものがみえている。将軍,幕府や訴訟裁判をあつかう諸役所において,それぞれ式日を定めて行った。このうちの御前御沙汰始,室町殿御沙汰始は,いうまでもなく将軍の御前で行われる幕府の沙汰始であり,足利義満期以来毎年2月17日を式日としていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

沙汰始の関連キーワード花営三代記社会構造社会政策普請奉行三問三答地奉行頭人母材連歌始め武家衆

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone