デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河原貞頼」の解説 河原貞頼 かわはら-さだより 1665-1743 江戸時代前期-中期の測量家。寛文5年生まれ。清水貞徳(さだのり)にまなぶ。はじめ美濃(みの)(岐阜県)加納藩士。のち藩主の転封にともない,信濃(しなの)(長野県)松本にうつる。元禄(げんろく)年間幕府が国絵図(国ごとの地図)を製作したとき,美濃の国絵図をつくり評判になった。寛保(かんぽう)3年3月22日死去。79歳。通称は吉兵衛。号は滴水堂,鳳鸞子。著作に「国図要録」「規矩(きく)神術極秘」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例