河野国夫(読み)コウノ クニオ

20世紀日本人名事典 「河野国夫」の解説

河野 国夫
コウノ クニオ

昭和期の舞台テレビ美術家



生年
大正3(1914)年2月22日

没年
昭和48(1973)年5月20日

出生地
米国・ロサンゼルス

学歴〔年〕
東京高等工芸学校造型科〔昭和10年〕卒

主な受賞名〔年〕
東京都新劇コンクール舞台装置賞(第1回)〔昭和24年〕,毎日演劇賞舞台美術賞(第1回)〔昭和24年〕

経歴
兵役を経て昭和17年東宝演劇部設計課に入り、舞台美術を手がけた。33年日本テレビ美術部にデザイナーで入り、テレビ美術にも貢献。代表作に「罪と罰」「ハムレット」「かもめ」「アンネの日記」(新劇)、「山鳩」「ビルマ竪琴」(新国劇)、「思い出を売る男」(NTV劇場)、「ジゼル」(NTV・バレエへの招待)など。著書に「舞台装置の仕事」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野国夫」の解説

河野国夫 こうの-くにお

1914-1973 昭和時代舞台美術家
大正3年2月22日ロサンゼルス生まれ。昭和18年東宝演劇部にはいり,34年日本テレビにうつる。第1回東京都新劇コンクール舞台装置賞,第1回毎日演劇賞舞台美術賞。作品に,舞台では「罪と罰」「ジゼル」,テレビでは「つくし誰れの子」など。昭和48年5月20日死去。59歳。東京高等工芸(現千葉大)卒。著作に「舞台装置の仕事」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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