泉ヶ岳（読み）いずみがたけ

日本歴史地名大系

泉ヶ岳
いずみがたけ

• 宮城県：泉市
• 根白石村
• 泉ヶ岳

根白石（ねのしろいし）地区北西端にある。標高一一七二メートル。「観蹟聞老志」に「和泉嶽（中略）峻極与刈田高岳相低昂焉、山勢甲国府、群山囲繞此山下、俗人呼曰嶺（ねの）白石嶽、好事者疾其名之俚而称泉嶽」とある。

船形（ふながた）火山群の東端の一峰だが、仙台城下に近く、その秀容で親しまれ、泉ヶ岳の雪が季節の移り変りをいち早く啓示するともされてきた。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

泉ヶ岳
いずみがたけ

宮城県中西部，山形県境にある船形山の東に続く成層火山。仙台市の北西部に位置する。北泉ヶ岳 (1253m) と泉ヶ岳 (1172m) の2峰から成り，北麓に桑沼など2つの爆裂火口がある。吉田川，七北田川の源流をなす山で，仙台市民に古くから親しまれ，山菜摘み，登山，スキー，ハイキングなどのレクリエーション地。船形連峰県立自然公園に属する。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

事典・日本の観光資源

泉ヶ岳

(宮城県仙台市泉区)
「杜の都 わがまち緑の名所100選」指定の観光名所。

出典　日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」