泉智等(読み)いずみ ちとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉智等」の解説

泉智等 いずみ-ちとう

1849-1928 幕末-昭和時代前期の僧。
嘉永(かえい)2年1月12日生まれ。真言宗高野山,京都智積(ちしゃく)院でまなぶ。明治33年京都仁和寺(にんなじ)門跡(もんぜき),41年泉涌寺(せんにゅうじ)派管長,大正12年高野山派管長,金剛峰寺(こんごうぶじ)座主(ざす)となり,真言宗連合総裁をかねる。14年古義真言宗初代管長。真言宗京都大学,高野山大学総理もつとめた。昭和3年9月25日死去。80歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。号は物外。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android