泡立て器(読み)アワタテキ

デジタル大辞泉 「泡立て器」の意味・読み・例文・類語

あわたて‐き【泡立て器】

《「あわだてき」とも》卵白生クリームなどをかきまぜ泡立てるのに用いる器具茶筅ちゃせん形や螺旋らせん形をし、電動式のものもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「泡立て器」の意味・わかりやすい解説

泡立て器
あわたてき

卵白や生クリームの泡立てのほか、マヨネーズづくりや材料攪拌(かくはん)などに使用する調理器具。茶筅(ちゃせん)も一種の泡立て器である。ヨーロッパでは、フォークを使って泡立てていたものが、また日本ではささらを用いていたものが、それぞれ器具として発展した。細い針金を組み合わせたもので、茶筅形、螺旋(らせん)形、たわし形などがあるが、回転する細い金属板で泡立てる電動のものもあり、これは普通電動ミキサーとよばれている。

 材質としては、手で扱うものでは腰の強い、弾性のあるものが泡立てやすく、電動のものでは金属が良質のステンレスのものがよい。また使用するボウルは、攪拌によって材質の表面が傷ついたり、その一部が食品中に入って色を悪くしたりしないように、ガラスかステンレス製がよく、アルミニウムやほうろう製は適さない。なお泡立ては、材料をたたくように攪拌するのがこつであるが、卵の場合は電動泡立て器を使ったほうが泡が立ちやすい。

河野友美

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食器・調理器具がわかる辞典 「泡立て器」の解説

あわだてき【泡立て器】

材料の泡立て、攪拌(かくはん)に使う器具。茶筅(ちゃせん)形をはじめ、いろいろな形のものがある。ステンレス製のものが多い。

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