ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洞窟学」の意味・わかりやすい解説
洞窟学
どうくつがく
speleology
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…同義語としてspelunkingやpotholingもまれに使われている。最近,ケービングは探検の比重が増してスポーツ化し,学術調査は〈洞窟学speleology〉にゆだねられている。なお,ケービングする人をケーバーと呼んでいる。…
…これに対して一次洞窟とは,母岩と洞窟との年齢が等しく,誕生したのちに洞窟が二次的な成長をしないものをいい,火山の作用でつくられる溶岩洞(溶岩流が冷却するとき,中央部に空洞が生じることによってできるもので,溶岩トンネルとも呼ばれる)のみがこれに該当する。なお,洞窟の成因,構造,そこにすむ生物や遺跡などを含めて,洞窟にかかわるさまざまな事象について科学的研究を目ざす学問は洞窟学speleologyと総称される。ケービング
[洞窟生物cavernicole]
洞窟の中に生息する生物。…
※「洞窟学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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