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陸水 りくすい inland water

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陸水
りくすい
inland water

陸地に囲まれた水体。湖沼,河川,地下水,氷雪などに大別されるが,互いに独立して存在するものではなく,絶えずこの間を循環する。量的に最も多いのは氷河で,次いで地下水。水質は陸水中にはすべての元素が含まれると考えられ,主成分は,水体が存在する地域の地質が反映するので,日本の河川は酸化ケイ素ヨーロッパの河川はカルシウムを含むことが多い。

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デジタル大辞泉の解説

りく‐すい【陸水】

海水以外の、陸地にある水。湖沼水・河川水・地下水・氷河など。

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世界大百科事典 第2版の解説

りくすい【陸水 inland water】

海洋に対して,陸地に囲まれたをいう。大部分は淡水であり,地表の氷河,河川,湖沼および土壌水,地下水に大別される。地球上の水は約14億km3である。その中の約97%は海水で陸水は約3%にすぎないが,資源としての価値は非常に高い。陸水中最大の量は南極,グリーンランドの氷床であり,以下地下水,淡水湖,土壌水,河川水の順となる。最も循環速度の大きいものは河川水の約10日であり,湖沼水は約10年,地下水約300年,氷河約1万6000年となる。

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大辞林 第三版の解説

りくすい【陸水】

地球上にある水のうち、海水を除いた水。湖沼水・河川水・地下水・雪氷など。蒸発・流動を繰り返し、地球上を循環する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陸水
りくすい
inland water

地球の表面およびその付近に存在する水のうち、海水と水蒸気を除いた水。その量は、地球上の水の総量の2.5%を占めるにすぎない。水の総量に対する陸水の割合は、氷河1.75%、地下水0.73%、淡水湖0.009%、塩湖0.008%、土壌水0.002%、河川水0.0001%である。河川水や湖沼水などの地表水のほか、地下水や土壌水として地中に、また雪や氷として固体の状態でも存在する。そのほとんどが淡水であるが、乾燥地域の湖沼や、深層の地下水には塩類を多量に含む水も多い。他の鉱産資源と異なり、陸水は循環していることが特徴で、太陽エネルギーやバイオマスbiomass(生物体総量)とともに、人類生存の基本となる再生可能な資源である。[榧根 勇]
『山本荘毅編『陸水』(1978・共立出版) ▽日本化学会編著『陸水の化学 季刊化学総説』(1992・学会出版センター) ▽飯田貞夫著『やさしい陸水学 地下水・河川・湖沼の環境』(1993・文化書房博文社) ▽青木斌ほか著『地球の水圏 海洋と陸水』(1995・東海大学出版会) ▽渡辺仁治著『水への旅の道しるべ――陸水を旅して』(1996・近代文芸社)』

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