江戸時代,伊豆国内浦(現,沼津市)などの漁村で立網漁を主とする漁業の経営者を指した呼称。漁場(網戸・網度)開創者の子孫が多く,そこで操業する網組を支配した。津元の得分は株化して分割され,売買譲与の対象となることもあり,また津元は網度株(あんどかぶ)の大部分の所持者でもあった。内浦組6ヵ村,江梨5村で若干の相違はあるが,津元はおおむね長(おとな)百姓で村の名主・組頭役をつとめ,網子百姓らを統率した。しかし魚漁得分の配分などをめぐり,津元(名主)・網子(百姓)間の係争も時代が下るとともに頻発し,江梨村では数度の紛糾の後,1873年(明治6)津元役を廃して共同経営に転換している。
→網元
執筆者:五味 克夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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